価値観が180°変わった,知る人ぞ知るアニメ(小説)森見登美彦「四畳半神話大系」の紹介
どうもこんにちは,ちゃんしーと申します.
今回は,価値観を激変させてくれるアニメ(原作は小説)の
「四畳半神話大系」
の紹介をしていきます.
あらすじ
私は冴えない大学3回生。
バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。
悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!
さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。
引用 Amazon商品紹介より
主人公 ' 私 'は京都大学の三回生であり,四畳半のボロアパートに住んでいる,冴えない偏屈な学生です.三年間の大学生活で何一つ有益なことしておらず(自分で言っている),その原因は悪友の小津と選んだサークルにあると思っています.
ではもしも違うサークルに入っていたらという,たらればの世界を描き,進んでいくストーリーの内容となっています.
感想
私はこのアニメで
自分が当然だと思っていたことが,実は当然でないことを実際に心で感じることが出来ました.
(嘘でなく本当に!!見ればわかります)
私はパラレルワールドの世界という言葉に惹かれこのアニメを見始めました.
内容は全く知らず,何も考えずに,普通に見ました.もちろん,期待などしていませんでした.しかし最後は予想だにしないものでした.
久々に価値観を変えるようなアニメと出会えました.ストーリはパラレルワールドであるため,似たような内容が進んでいきます.そのため,だらだら進むなーと感じてしまう人もいると思います.しかしラストを見ればそんなの大したことありません.
それぐらい面白いのです!!
アニメの後,原作である小説も見ました.作家は森見登美彦という人で,ほかにも多くの作品を出していました.実はかなり有名な作家さんでした.他の作品も見たのですが四畳半と似たような雰囲気で読みごたえがありました.
見どころ
1つ目(キャラクター)
まずは個性豊かなキャラクター達です.
まず一人目小津です.彼はどのパラレルワールドでも主人公に付きまい,悪さをする悪友です.ストーリーでは意外とキーマンです.気味の悪いやつで主人公曰く「10人中8人が妖怪と答える」だそうです.
二人目は樋口師匠です.主人公の下宿の2階に住んでおり大学8回生である.不思議な人物で,謎に説得力がある.主人公曰く,「神秘的な気配と高貴さと暢気な笑顔を湛える。雰囲気は「良くて仙人、悪くて貧乏神」というのが「私」の評」である
「可能性という言葉を無制限に使ってはいけない。我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく、我々がもつ不可能性である」
といった意味深な名言がある.
まだほかにも,たくさんの個性が強烈なキャラがいます.
面白いですよ!!
2つ目(豊かな表現)
原作の小説もそうなんですが,表現が独特でついクスッと笑ってしまいます.また捻くれた主人公の考えを見事に表現し,なんか共感してしまいます.私はこれをきっかけに作家森見さんのファンになりました!!
3つ目(主題歌)
このアニメのOPは
なんとASIAN KUNG-FU GENERATIONの「迷子犬と雨のビート」です.
アジカンの曲とアニメがめちゃくちゃマッチしていて,OPを聞くたびテンションが上がります.
4つ目(舞台が京都)
この作品の舞台は京都となります.京都のおもむきある景色や雰囲気をうまく再現していて,京都に行きたくてたまらなくなります.名所もたくさん出て,聖地巡礼もできそうです!!
まとめ
私はこのアニメをつい何回も見直してしまいます.それほど,私に強烈なインパクトを与えてくれました.このアニメで私は,人と人とのかかわり方,自分の気持ち一つで世界が幸せになること,踏み出す勇気,を学んだ気がします
本当におすすめしたいアニメ(小説)です.
ぜひ見てください!!
以上です.